じいさん回顧 |
明日は無理なので明後日実家に帰る予定。
じいさんと言えば一番古い思い出すのは僕がまだ小学校にも上がってない頃、多分夏だったと思うけどじいさんの家に遊びに連れて行かれた時の事。
孫であるウチの3兄弟の為に「アイスクリーム買うてきちゃる」と愛車のバイクで出かけていったじいさん。
待つ事30分…1時間…2時間。
いつまで経っても帰って来ない!じいさんは出かけてすぐの辺りで交通事故に遭い病院に担ぎ込まれていたそうです。
その時の僕は相当そのアイスを待ちわびていたようで30年以上前の事なのに未だに憶えています。
もう一つはもう大人になってからの事、実家でゴロゴロしていたら近所の山から下りてきたじいさんドンゴロス(正式名称不明の野良仕事で使う袋、布製セメント袋みたいな物)一杯になにか取ってきたようだ。
ドンゴロスの中には筍が一杯だった、「これなぁおまえのとこに分けちゃう」とじいさん、筍を取り出しながら分け始めた。
「これはウチ、これはソッチ…」中でも一番小さいやつを取り出して「こう言う小さいやつが美味いんや…これはウチ」
「それをこっちにくれよ!」と心の中で思わず突っ込んでしまいました。
ん~死んでしまってもこう言うしょうも無い事を思い出されるのだろうか?まぁなにも無いよりは良いか?
確か90歳、色々あった時代生きた人ですよね?ご苦労様でしたゆっくりお休み下さい。
写真はこの前撮ったじいさん家の庭。