TOTAL RECALL |
「トータル・リコール」と言えば1990年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演でポール・バーホーベン監督が撮った映画で今回はそのリメイクで主演がコリン・ファレル、監督はレン・ワイズマン。
ストーリーはほぼほぼ一緒?でも設定が随分違っていて科学兵器の戦争で地球の大部分に人が住めなくなった世界。元のヨーロッパ付近はお金持ちの住むブリテン連邦がありオーストラリア大陸はコロニーと呼ばれ貧民層が住む国、そしてその二つを国を結ぶ「フォール」と言う移動手段は地球の真ん中を突っ切りわずか17分で相手の国に到着する物。
そんな訳で火星には行かないしミュータントは出てくるけどストーリー上あんまり意味は持ってないし、まぁ浦設定上は化学兵器の影響で生まれた奇形児って事なんでしょうけど…。
前作と比べるととどうもコジンマリした印象になる今作ですが単体で考えればアンダーワールドシリーズの監督作品ですからスタイリッシュなノンストップアクションと富裕層の街、貧困層の街と明暗のある世界観、と凝った映像で最期まで楽しめる映画です。