ALFAROMEO 33 1,7 16V |
日本には正規輸入されなかったアルファロメオのモデルで’84~’93まで生産されていて僕のは最終型の793モデルになります。(初年度登録はなぜか’06年)
デザインはアルファの社内デザイン部門のチェントロスティーレによるものです、ステーションワゴンなら憧れのピニンファリーナデザインだったんですけどね~。
後期型のフロント、リアのデザインは164と似たものになり横から見ると75に似てますかね?でも5ドアハッチバックなんですよね~、なので使い勝手は結構良いです、それでいてかなりコンパクト全長4m9cm、全幅1m61cmで5ナンバー枠。
エンジンはと言えば伝統のV6やツインスパークとは全然違う水平対抗4気筒、最終型は最強の1,7Lの16バルブ、4連スロットルのインジェクションで137馬力!…現在のレベルからすると全然大したスペックでは無いですね。
このエンジンはその後後継の145/146まで積まれていたのですが多分フィアット傘下に入った為に消滅。
運転してみると万歳がイメージしていたアルファロメオとは大違い!?ゆったりしたステアリングフィールの大きな(380パイ)ステアリングにストロークが長くふにゃふにゃでどこに入ってるか分からないシフトレバー、足回りもストロークが長く柔らかめのダンパーで結構ロールします、それに具合の良いシートが相まって…これってフランス車のイメージなんですけど!!ハッキリ言ってパンダのクイックなハンドリング、短いシフトストロークの方がよっぽどスポーティ?
でもエンジンはアルファのイメージ通りです、2000rpm以下はスカスカ(Y10はこの辺りの回転数だとノッキングしてましたが、それほどでは無いです)3000rpmから突然元気になってレブリミットまで!
ただミッションのギア比がイタ車らしく妙に高く近所だと六甲山のワインディング辺りを流すと3速では200rpm以下になり2速ではちょっとがんばり過ぎな感じがしてあまり楽しく無かったりして…。
ワイドストロークなシフトレバーを「オリャー!」と動かしてヒールアンドトーするのも楽しかったりします、そーそーブレーキは年代的にもオーバーサーボな感は全然無いので好きなタッチです、
余裕が出ればステアリングを小径に換えて、ダウンサス入れて、ブレーキパッドを良いのにしてブレーキホースをステンメッシュにすればバッチリかな?とは言えサーキット仕様にするつもりは全然ありません…多分。
どうもリレーが怪しかったので新品と交換してもらったのですが交換しても症状が出る?急遽原因解明の為に預けて帰る事に…。
夕方には治りましたと連絡を頂いて再び明石へ、原因はなんとリレーの中の基盤のハンダが一部緩んでいたとか?それがトラブルが出てた方もそーですが新品の方にも!?さすがイタリアンでございます。