チクソー・サクソー |
朝5時30分に自宅出発、今回はレースが多いのでいつもよりゲート・オープンが30分早く6時30分、いつものように途中でコンビニに寄って朝飯とドリンクを調達してゲートに着いたのが40分過ぎ?まだ入場の渋滞が続いていて綺麗なグレーに塗装されたゴルフ1カブリオレの後ろに並んでゲート・イン。
レガルスィの近所の空きスペースを見つけてY10を停めて準備を始めようとしたら受付が始まっていたので受付に行ってポンダー(計測器)とゼッケンをもらってくる、今日のゼッケンは“23”。
準備と言っても今日は自宅からSタイヤで来たので荷物を降ろして助手席を外すだけ。
しかしこのSタイヤ普段乗るにはやっぱりかなり難がある、当然か?
グリップは凄い、普段使っているピレリの155がスキール音を出すようなカーブも全然平気、サスペンションの動きが良く分かったスプリングはやっぱりもうちょっと固い方が良さそう、一度普通に使ってみて良かった、サーキットだと必死過ぎて細かい所まで分からない。
でも騒音が凄いし路面のアンジュレーションを拾ってハンドルが凄く取られる、下手に片手運転なんかしてたらどっかに飛んで行きそう。
普段は今のピレリがベスト・マッチングかな?BSとミシュランも試した事あるけど今のピレリが一番好みだった、まどこもハイグリップ・タイヤの設定は無いけどね。
今回は空気圧も気を使ってみようと思い、計って見ると前後2,5まで上がっているので1,8まで下げる。
8:30AM 予選
時間通り予選開始、僕の後ろからコース・インした宿敵ゼッケン“25”のオビツさん今回は(実は前回から)ハイカムを導入したらしい、絡んでくるか?と思ってたけどコース・インしたら離れてしまった。
何台かに抜かれたけど基本的にはクリア・ラップが続いてかなり良い感じに走れました「これは良いタイム出てるんじゃない?」と思って予選終了。
9:10AM 予選結果
リザルトを見ると1’52,618!「やった自己ベスト!」と喜んでみたが順位は10台中10位!?
「あれ~、他のみんなもっと速いやん!」
ライバルオビツさんとオオエさんは52,436と52,439と1000分の3秒差、僕もコンマ2秒差なのでがんばれば絡めるかな?
今回ライトチューン・クラスにはもう1台出ていて完走優勝とは行かない、もう1台の“24”シトロエン・サクソは51,173を出していた「ん~、2連勝はキビシイなぁ…。」(笑)
予選終わりでタイヤの空気圧をまたチェック。
前2,5後2,2まで上がっていたので前後1,8まで抜く、決勝前には前1,5後1,6になっていた「ちょっと抜けすぎかな?」と思ったがそのままGO。
11:00AM ブリーフィング
いつも通り、今回はレースが多いにも関わらずすごく進行が順調で殆どタイム・スケジュール通り、主催の2&4さん素晴らしいです。
決勝までの時間パドックをウロウロ、ガレージセール・コーナーで激安新品のOMPヘルメット・バッグを購入、1000円でした、出品者は2&4の社長?
1;10PM 決勝
コース・インする頃になってピットから出て行く車が1台、同じクラスのシトロエン・サクソ。
「マシントラブル?クラス優勝頂き!」と思いながらコース・イン。
1週回ってグリッドに着いてエンジンストップ。
静かになってアナウンスが聞こえてくる、“24”のシトロエン・サクソはピット・スタートらしい…「ちぇっ」。
1分前、エンジンスタート…30秒前…やっぱりスタートが一番緊張する。
10秒前…5秒前…回転数を5000RPMに合わせる、シグナルレッド…ブラック・アウト!
クラッチ繋いでスタート、まずまずのスタート?僕の2台前の“31”ハマノさんのA112がスタート失敗、左に逃げて“26”のオオエさんのパンダの後ろに出るが“25”のオビツさんのパンダを抜け無かった。
前の方では2番グリッドのフィアット128ラリーもスタート失敗した模様、オオエさん、オビツさんの2台のパンダと128の3台にコースを塞がれる、後ろからハマノさんのA112。
裏ストレートに出た所でハマノさんのA112に抜かれる、このA112街乗り仕様のままなのに直線は無茶苦茶速い!スペシャル・ヘッドが乗ってるらしい。
後半のコーナー・セクションに入って2台のパンダとの間にA112、ちょっと嫌な所にA112が入った、直線は速いがラジアルタイヤなのでカーブはちょっと遅い、2台のパンダとの差が少し開いてしまう。
2周目、A112は2台のパンダを抜いて前へ、これでばまたいつものパンダ2台とY10のバトル。
ちょっと開いた差を詰める為ににいつもより攻めてみる裏ストレート終わりの3速4000rpmのコーナーをクリップ付近で2速に落として6500rpm立ち上がって3速4500rpmでS字コーナーへ…「ん~2速と3速の差がありすぎる…」
3週目、いつの間にかオビツさんはオオエさんを抜いていた、なんとか差は詰まってきたがオオエさんはいつもの様に激しいコーナーリング、どこのコーナーでも突っ込みで内側の前タイヤ後ろタイヤ問わずに煙を上げている、前の古いタイヤの時にたいにズルズル滑ってはいない模様、中々抜き所が無いが今日は立体交差前の左コーナーもそこそこ攻めれる車なので離される事は無い。
4週目、立体交差を過ぎて最終コーナーに入る所でやっとオオエさんを刺した!…と言うよりオオエさんスロー・ダウン!?
ホーム・ストレートでバックミラーの中でピット・インする“26”オオエさんのパンダ。
これでオビツさんのパンダとまたまたサシの勝負!?(笑)
以前は直線で楽に追いつけたのにさすがにハイカムst2(?)のパンダおいそれとは追いつかない、それどころかコーナーの立ち上がりでは置いていかれる、なんとかコーナー・セクションで追いすがるが中々詰まらない。
5週目、ストレートエンドで赤い車がバック・ミラーにちらり…ピット・スタートの“24”シトロエン・サクソ「もう来たか?」
ところがコーナー・セクションでは見えなくなってしまった。
6週目、ホーム・ストレートでサクソにアッと言う間に後ろに付かれる、1,2コーナー抜けて裏ストレートでオビツさんパンダとまとめて抜かれてしまう…100馬力もある車には敵わない、ところがコーナー・セクションサクソの人はサーキット慣れしてない様で結構ヘロヘロ。
7週目の1コーナー辺りまでオビツさんと絡んでいたが裏ストレートでサヨウナラ。
コーナー・セクションがんばって見るが最終コーナーでオビツさんのインに入れる程は詰めれず最終コーナーイン側のタイヤの白煙が室内に入る程攻めてみたがそのままチェッカー。
2台リタイヤして結果総合8位、LTクラス2位でした、今回表彰台は無し。
決勝のベストタイムは1’52,329またまた自己ベストだったんだけどなぁ。
ピットに帰るとツカハラさんがオオエさんのパンダの修理、マフラーが落ちたそうです、なんんとか自走出来るところまで修理。
“27”黒パンダ、コヤハラ社長は4位入賞オメデトウゴザイマス。
でも悔しそうでした…次なるチューニング・プランは?
いつもならリトルカーの表彰式が終わって帰るところですがこの日は前の耐久レースで一緒に走ったヤマワキさんがミニのレースに出走なのでそのまま観戦、ミニのレースは台数も多くタイム的にも近い車が多いのでかなりの激戦、ヤマワキさんが追い越し上手なのもうなずけます。
ユーロカップ自体も今年はすごく盛り上がってます。