'89MERCEDES-BENZ 560SL(R107) |
ベンツは良く知らないので帰ってからちょっと調べてみると89年式のこの560SLはSLとしては3代目になるR107型の最終年式で最大排気量、パワー的にはその前にあった5リッターのエンジンの方があったようです、それでもこのV8エンジンのアメリカ・日本仕様で235馬力だとか?
高速道路も運転させてもらったのですが20年落ちとは言えさすがベンツ、10万キロ越えのV8エンジンは至って快調で時速100キロのタコメーターは1000rpmちょい、そこからアクセルを踏み込んでいけばさらに楽々加速して追い越し車線を難なくリードして走れます、運転した雰囲気はヨーロッパのスポーツカーと言うよりもアメリカのマッスルカーに近いのかな?ちゃんとしたマッスルカーには乗ったことありませんが…。
ただアクセルペダルが異様に重く、深く踏み続けるのは結構大変でこれは一種のあまりスピード出さない為の安全装置?ポジションランプの片側が切れていたのとステアリングのセンター付近に遊びが多いのはご愛嬌?
凄いなと思える所は高速道路の追い越し車線をフルオープンで走っていても助手席の人と普通にお喋り出来るところ、エリーゼではとてもとても…。
それに今となってはそれほど大きい車体ではありませんが普段万歳が乗ってる車よりはかなり大きいのにステアリングの切れ角が大きいので案外小回りが効くんですね。
まぁ分かりきっている事ですけど同じオープンカーとは言えエリーゼとSLではキャラクターが全然違い軽さを活かした加速とコーナーリングのエリーゼに対してSLはその排気量を活かしての高速クルージングを得意とする車、今はエリーゼの方が性に合ってますね~。