BROTHERS |
思いもかけず良い映画でした。
予告編だと「死んだと思った男が別人になって戦場から帰ってきた…」てな内容だったのでもっとサスペンス的な映画かと思っていたのですが全然シリアスでマジメでリアルな映画です。
主演は「スパイダーマン」のトビー・マグワイヤ、「スターウォーズ」のナタリー・ポートマン、この前観た「プリンスオブペルシャ」のジェイク・ギレンホール、トビーとジェイクの父親役にはサム・シェパードと豪華出演陣。
演出脚本がすごく良く出来ていてすごく自然です、多分セリフも良く出来ていたのでは?僕の英語が完璧では無いので良く分かりませんが…。
それにトビーとナタリーの子供が二人出てくるのですがブッサイクなのに凄くカワイイ、これまた年齢設定やキャラクターが微妙で絶妙。
戦闘シーンはほとんど無いのですがこれはある意味戦争映画でベトナム戦争の時のように今の対テロ戦争もこんな風な問題がアメリカ国内で増えてきているのでしょうか?
この前の「グリーンゾーン」と言いこの「マイブラザー」もこう言う厭戦ムードの映画が出てくるのも政権が変わったからでしょうか?日本もコレくらい政権が変わった時は分かりやすくなって欲しいもんですね。
でこの映画のテーマはやっぱり愛な訳で家族愛、夫婦愛、親子愛、兄弟愛…信じあえばいつかは自然と分かり合えるんですよ…ちゃんとしたハッピーエンドじゃないけどね。